今日は朝から雨です。
去年の目標に掲げた最低月に1冊の読書。
目標は達成できずに終わりました(笑)
今年はノルマは作らず、時間を見つけては読もうと思っています。
最近読んで面白かったのがこの本

銀座の老舗キャバレーで長く黒服、店長をされた方の著書。実に面白く、またためにもなりました。
元来、ボクは夜の商売をリスペクトしていて、この仕事をしていると水商売の人とはいろいろご縁があるもの。
修行時代にお世話になったママさんには今だに気にかけてくださるママさんも居て、本当にありがたいことです。
水商売とういうとよくないイメージをお持ちの方も多いとは思いますが、実際には大変な仕事。酔客が相手ですし、いろんなお客様がいらっしゃるので細かい対応も必要です。
この本には長く商売を続けれた意味、裏話、サービスとは何かを改めて気付かせていただきました。
サービス業の基本は同じ。やっぱりお客様に喜んでいただけるのが1番。そして、やはりその店独自のカラーが大事なんですねぇ。
本中の中にも書いてありましたが、昨今ではお客様の質も変わってきました。同伴(ホステスさんと一緒に食事などをして出勤すること)も随分減りましたし、粋なお客様も減った様な気がします。
ホステスさん自体も気遣いのできる人も少なくなった様な。ま、ボク自身も飲みに行く機会もグッと減っていますけどね。
ボクには娘が2人います。時々、娘さんが水商売の仕事に就いたらどうする?って聞かれることがありますが。反対しません。逆にこう言うと思います。
「お客様に喜ばれる、いいホステスになりなさい」
夜の世界から学ぶこと、たくさんあります。
たまには、いいお店でお酒を飲むものいいものです。
乾杯。