前年より少ない本数でしたが、身体の負担を考えたらこれはこれでよかったと思います。
トラブルもなく、お客様を待たせることもなく、睡眠もたっぷり取れて。
ご注文のお客様、ありがとうございました😊
毎年、恵方巻についてはいろんな是非が問われます。
食品破棄に関してはずいぶん改善されたかと思いますが、この風習については賛否いろいろありますね。
ボク個人の考えは
別にいいじゃない?
です笑笑
そりゃ、恵方巻を食べたからって幸せが訪れるわけでもないし、お金持ちになれるわけじゃないかもしれません。
それでも、購入していただいた方に少しでも吉報が届くように、海苔をご祈祷してもらって、今年から縁起物の歩荷さんの大寒卵を使用しました。
さらに、美味しく作ろう、喜んでもらおうという気持ちをいつもより増して心を込めて巻かせていただきました。
巻き寿司はある意味、寿司屋の仕事の集結です。
干瓢を炊き、椎茸を炊き、玉子焼きは手焼き、寿司ネタの代表とも言える煮穴子。
恵方巻は食べ易いように胡瓜ではなくほうれん草を入れます。
そのほうれん草、数の子は鰹出汁で下味をつける。
手間も暇もかかっています。
干瓢、干し椎茸は当然国産。
歩荷さんの卵は言わずもがな。
生産者さんにも感謝を込めて。
今や、高嶺の花となった海苔。
来年からはさらに値上げになりそうです。
でも、値上がりしても楽山は質は落としませんよ。
海苔も寿司屋の命。香り高くない海苔は使いたくありません。
そんな想いがあって一本の巻き寿司が出来上がるのです。
風習とか、じゃなくて、美味い巻き寿司を食べる日でもいいじゃないですか。
寿司屋は寿司屋の仕事を一生懸命やっているのです。

ということで、来年もご注文お待ちしております♪