ちょうど3年が経ちました。
早いものですね~。あの日の朝、畑にいたらお袋から大将の様子がおかしいと連絡があってすぐ駆けつけたのですが、息絶えていました。
今朝もそんなことを思い出しながら畑をのぞいてきましたよ。

野菜たちは元気でした。
大将亡き後、様々な仕事をもう一度、見直してみました。
これは変えたのではなく、バージョンアップさせたと思ってください。
煮切り醤油で寿司を提供する。
塩やレモンを使ってみる。
海苔や、わさびや米の管理方法。
海老、タコの茹で加減。
穴子の炊き方。
小肌の締め方。
いくらの漬け方。
熟成のネタ。
ざっと書いてこんなところでしょうか。
お陰様でお客様の反応も上々。
今日のランチも北名古屋市からのリピートのお客様でした。
今、寿司ネタの仕込みが楽しくて仕方ありません。
思い通りの味になって、それをお客様が美味しいと言っていただけるのは至福の喜びであります。
その代わり、何も変えてないものもあります。

さかえ鮨から続く、名物「松前寿司」
これだけは変える余地はありません。
鯖の締め方、白板昆布の漬け込み。
創業以来、変わらぬ味と自負しています。
正直、以前はボクが作ると大将と違う、と言われたこともありました。
最近は、親父の味と変わらん、とお馴染みのお客様にもおっしゃっていただけます。
進化するものと変わらぬもの。
大将の想いを残しつつ、ボクの味をお伝えできればと日々、精進しています。
最近、静かな日が続いております。
ご来店くださると喜びます♪