今日は過密日程で少々、疲れていますが笑笑
休みじゃないみたい。
先日、とある飲食店のオーナーにご来店いただきました。さまざまなジャンルのお店を6店舗経営されてるそうで、食べ歩きも相当なようでした。
それでも、ボクの料理を褒めてくださり、ありがたいですね。お世辞かもしれんけど笑笑
「これだけの腕と知識があって名古屋で勝負したいと思わないの?」
って言われたんですよ(これも多分、お世辞)。
答えは
「ないですね」笑笑
時々、そういうお声もいただくんですけど、正直、興味ないんですよね。
まぁ、勇気がないのかもしれないけど。
もしかしたら、今より、うんとお客様がみえるかもしれないし、儲かるかもしれない。
でも、この与えられた場所で頑張るのがボクの生き様なんですよね。
名古屋で店をやることにワクワク感がない。それより、今の店で繁盛店にする方がハードル高いしワクワクするんです。
修行時代、親方に内緒で店を変わろうと思ったことがありました。仕事があまりにもハードでみかねた業者さんが紹介してくれたんです。
当時、奥さんとその店に食べに行きました。
まぁ、全然美味しくない料理でね。当時のボクがそう思ったんだから、相当美味しくなかったんだと思います。
その時、思ったのは、今より美味しくない店に移る意味がないということ。待遇が悪くてもレベルの高い仕事をしてた方がいい。
そう思い、断りました。
断って正解でしたよ。だって、その店、閉店しちゃったんだから。
ボクが最後に勤めていた料亭。そこの料理を初めて食べた時、美味しくて綺麗で感動したのを今でも覚えています。これから、こんな料理を勉強できるのかとワクワクしましたよ。
プロ野球選手でも毎年、FAが話題になります。他球団に移る選手もいればメジャーに挑戦する選手もいる。反対に、今の球団に骨を埋める選手もいます。
ボクは自分が本当にやりたいことをこれからもやっていきたいと思っています。
今の楽山をもっと美味しく。
今後ともお付き合いの程よろしくお願いします。
