ほんと毎日が早くて早くて。
もうすぐ死んじゃうんじゃない?
って感じです笑笑
緊急事態宣言も解除されそうで、10月からは普通に商いできますかねー。
ちょっと期待。
大将が亡くなって2年が経とうとしています。
これまた早い笑笑
11月には三回忌を行います。
最近、思うんですよ、ボクは何屋だって笑笑
昔は寿司屋じゃなくて和食の料理人だって意識が強かったけど、今は寿司屋だって自負の方が強くなってきました。
料理が美味しいって言われるより、寿司が美味いって言われる方が嬉しい自分がいる。
大将の末期癌がわかってから、店をどうしていこうと悩んだけど、寿司が本線でいこうと腹を決めて2年。
気がつけば和食の仕込みより寿司の仕込みの方に向き合ってることのが断然多い。
シャリはちゃんと炊けるか。
穴子の仕上がりはいいか。
光物の締め具合はどうか。
玉子焼きは上手く焼けるか。
海老を茹でる時は鍋の前に立ち、タイミングを見て冷ます。
タコは大きさによって茹で時間を考え、松前寿司の昆布の酢の仕込みにも気を使う。
大将の意志を継がなきゃいけないし、それ以上の寿司を握りたいと思って毎日やってきた。
緊急事態宣言中は特に寿司だけで勝負してるので尚更です。
少しでも不安を感じると自ら握り、食べる。
美味しければ安心するし、いまいちなら改善点を考える。
独りよがりにならないように、お袋やスタッフにも味見をしてもらう。
羅針盤はボクの心の中にある。
寿司屋は過度機だと和食の修行に出されたけど、結局は寿司屋をやってる。
皮肉なもんだね笑笑
これからもあの世の大将に恥ずかしくない寿司を握らねば。
そんなふうに思うのです。
あ、でも割烹料理もやるからねわおせちもあるし。
日々研鑽です。
今後ともご贔屓に宜しくお願いします。
では、今夜もいい夜を。
