今日はベストの塩梅。
繰り返しますが是非召し上がっていただきたい。
仕入れと仕込み。
料理をやっていればなくてはならないプロセス。
昨日、仕入れた新子。
仕入れ価格はトロより高い。
ある人は言います。
「そんなの儲からないじゃん」
「そんな高いネタ、ウチでは使えない」
「いい魚仕入れても誰も食べてくれないし」
あぁ、そうですか。そうなんですか。
ボクはちっともそうは思わない。
誰も食べてくれなければ、お金をドブに捨てるのと一緒です。
でも、繰り返し仕込むことで確実に腕は上がります。
何事も反復練習が大事。もっと上手になろうという心持ちがなければ進歩はしません。
地味な仕事ほど、面白くないししんどい。
スポーツの世界でも一緒でしょう。
地味に走るのはきつい。でも足腰がしっかりしてないと基本の動きはできない。
野球で言うなら投げ込み、走り込み、振り込み。
地味な練習を重ねるのが結果を生むのです。
それは料理も同じ。
儲ける、利益、そんなことばかり考えてては美味しいものは作れないとボクは自負しております。
いい料理を提供するには無駄も必要。
無駄な努力があって辿り着けるところもあるのです。
そして、探究心、向上心。
包丁を握っている限り、これも忘れちゃいけません。
昨日より今日。今日より明日。
そんな想いを抱きながら仕事に対峙していかなければなりません。
さて、今日は穴子も煮上がりました。
新子と穴子の二枚看板で今日はいきましょう。
ご来店お待ちしております。
