1年の時の3年生。
いわゆる、1番怖い先輩です笑笑
でも、良く可愛がっていただきました。
その先輩、高校卒業してから料理の道へ。
今では、予約のみ1日1組限定のお店をやってみえます。
まぁ、すごい人でして。
まず、味覚がすごい。
酔っ払っててもワインの品種とビンテージを当てちゃう。
それと、知識がすごい。
和洋中問わず、味から技法から何から精通してみえるんです。
1度お店におじゃまさせていただきましたが、そりゃ料理もすごい。
そんな方がわざわざ楽山に、来てくださるのはほんと有り難いことです。
一緒にお酒を飲みながら5時間話し込みました笑笑
良く、飲まれるんです笑笑
前は先輩がみえると、ちょっと緊張したのですが、今はそれほどでもありません。
だって、今の身の丈以上の仕事なんてできるわけない。
誰がみえても平常心で仕事ができるようになったのかな。
話してて、共感できることも勉強できることもたくさんありました。
なんども言われたのが
「守弘、お前が美味いと思うものを出せばいいんだ。そうしたらお客様はきっとついて来てくれる。それが一番大事」
シンプルだけどこれがなかなか難しいと思うんですよ。
利益や儲けを考えたり、ウケを狙ったり。
でも、やっぱり自分が美味しいと思うものを提供したい。
ブレちゃあかんのです。
先輩もボクのこと、少しは認めてくれたような気がしました。←気がしただけね。
あくる日、お礼のメールをしたら
「自意を固めて仕事をしてるので安心しました。御互いに大変な時ですが頑張りましょう」
と、返信をいただきました。
多分、大将が亡くなって1人になったボクを心配して来ていただいたのかなと。
優しい先輩です。
自意を固める。
腹を括る。
覚悟を決める。
こうやって人は成長していくのだと思います。
