「若、料理に大事なのは、素材か?技術か?どっちや?」
と、質問されました。
また、答え難い質問しますねぇ(笑)
競馬の勝ち馬のが簡単やん笑笑
な、訳ないか。
ボクは両方だと答えました。
いい素材は美味しい。
でも、よくない素材を技術で美味しくするのは困難。
いい素材に手間をかけてさらに美味しくなると思っています。
でも、いくらいい素材を使っても、調味料などの脇役が疎かだと、それなりの味にしかならない。
これはここ最近、ボクが取り組んで実際に感じていること。
いい出汁、塩、油、酒、味醂、海苔、卵。
なかなか表舞台に出てこない子達ですが、料理の美味しさの根底にあるのはここなんじゃないかと思ってます。

楽山の穴子。
九州、対馬産。
ここの穴子だから、これだけ柔らかく仕上がる。
例えば冷凍の穴子をどれだけ炊いても柔らかくはなりません。
素材も大事、技術も大事だとボクは考えます。

今朝、畑で採ってきたボクの白菜。
この素朴な素材をどうやって美味しくするか。

握りに使う、牡蠣。
昆布出汁で低温調理してあります。
いかにして、牡蠣の風味を味わってもらうか。
素材と技術、両方大事ですよね。
まぁ、固いお話はこんなところにしましょうか。
ご来店お待ちしております。
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