そしてこの時季、届くようになるのが喪中の葉書。
ボクの歳ぐらいになると、両親の年齢もいい歳になって、もちろん大将もお袋も端から見ればただのじいちゃん、ばあちゃんなわけです。
父が亡くなったとか母が亡くなったとか。
今年も何度か葬儀にも参列しました。

昨日、届いた喪中の葉書。
修行時代の仲居さんからです。
今は富山の温泉旅館で働いてるとか。
95歳のお母さんが亡くなったそうで。
Mさん、当時はいくつだったんだろうなぁ。
結婚して離婚して、富山から岐阜に出てきて、働きに来てたと思います。ボクは3ヶ月ぐらい一緒に仕事しただけだったけど、こうして毎年、近況を添えながら年賀状を送ってくれます。
律儀な人でねぇ。
以前、ボクが送った年賀状が切手シートに当選したらしく、わざわざその切手シートを送ってきてくれました。
仲居さんって、修行時代のボクたちにとっては息抜きできる貴重な存在でね。愚痴を聞いてくれたり、中には一緒にご飯に行ったり。
富山弁丸出しで
「男は仕事、やらにゃあ」
「頑張られ、頑張られ」
「あたいがね~、北陸電力に務めとったころにゃあね」
がMさんの口癖(笑)
よく、若い子が励ましてもらってたっけ。
もう、働くのもシンドイ歳になってるのだろうけど、北国の女性は我慢強いのかもしれませんね。
毎年、年賀状には
「1度遊びにきてください」
って書いてあるんだけど。
来年あたり行ってみるかなぁ。
って、遊びに行く妄想ばかりです。
身体に気をつけていつまでも元気でいてほしいなぁ。