原木椎茸を栽培してます。

オーナーの長谷川元さん。
元ちゃんです(笑)もう3年ぐらいのお付き合いになりますかね。1度、見学したかったので念願が叶いました。

こちらが植菌した原木椎茸。1年で12000本から13000本の原木を仕込むそうで、全て手作業。改めて過酷な作業だと痛感。

原木に穴を開ける機械。機械と言っても手作業みたいなものです。こうして穴を開けて菌を植えていくのです。

穴を開けた後の原木のクズ。ウッドチップ。どっかで聞いた名前です。そうです、競走馬の調教コースにウッドチップコースというのがあるんですがこういうのなんですね~(笑)

椎茸が出る直前に水に沈めます。椎茸を窒息させることによって椎茸が出やすくなるそうです。これも手作業。重労働です。

ちょっと暗いですが椎茸が生えてくる所。

こんな風に生えたら収穫です。

1度収穫したら、高温多湿のハウスに移動させてまた菌の繁殖しやすい状態にするんだそうです。そして2.3回繰り返して原木はお役ごめんであとはカブトムシの繁殖業者が引き取りに。なるほどねぇ。

熱弁する元ちゃん。椎茸を知り尽くした男です(笑)
こんなに手間がかかってるとは思いませんでした。この他にもパック詰めや配達があるのですから頭が下がります。
元ちゃんの原木椎茸は本当に美味しい。値段は確かに高いのですが1度使ったら他の椎茸は使えません。こんな素晴らしい椎茸が地元にあるのですから有難い限りです。
元ちゃん、忙しい所ありがとうございました。
2件の視察を終え、一宮市にも若くて素晴らしい農業生産者がいるのに感銘しました。いいものはボクたち料理人がそれをどんどん使わなきゃね。
昼食をとりながら、他の同業者さんや商工会議所の方たちと懇談。いろんな話ができてこちらも有意義な時間を過ごせました。
臨時休業でかなりのお客様をおことわりしましたが、それ以上に意味のある学びができて収穫もありました。
高橋さん、元ちゃん、並びに商工会議所のみなさん、ありがとうございました。
この学びを活かしていきたいです。