今日から準地元の伊勢志摩でサミットが開催されますね。
伊勢志摩の魚介類が注目されたり、三重のお酒が晩餐会でも振舞われるということ。いいことだと思いますが、過剰な人気になって在庫が枯渇するようなことはやめてもらいたいですね。
楽山の献立。
正直、あまり代わり映えしないかもしれません。
昔は、あれこれ考えてはいましたが、藪に入ることもしばしば。想像だけで料理は作れないんですね。イメージ通りいかないことも多いし。ですから最近は季節の食材を使って定番に近い料理を出すように心がけています。
それでも、足繁く通ってくださるお馴染みのお客様には変わった料理を提供したいのも心情。
先日、お出しした料理です。

道明寺(もち米の干したもの)に桜海老のかき揚げを乗せたお椀です。天茶漬けからヒントを得ました。道明寺は軽く焼いて、太白胡麻油を塗って仕上げています。吸い口は完熟クラタペッパーを使用。
香ばしい桜海老のかき揚げの香りに鰹出汁がマッチ。クラタペッパーが鼻腔を擽ります。また、米油で揚げたかき揚げと太白胡麻油がコクを深めます。
我ながら上出来きの一品でした。
常にご用意できませんので、悪しからずです(笑)
さて、夏の食材も入荷してきました。

長良川天然鮎


秋田産のじゅんさい。
楽山の夏を彩る欠かせない食材たちです。
本日もご来店お待ちしております。