この時季、毎年恒例の仕込みが始まります。

ガリです。
寿司には欠かせない生姜の甘酢漬け。
新生姜が出回り始めると楽山のガリは自家製になります。

スライスして、湯通しし酢に漬けて味付けして完成です。

新生姜がない時は塩漬けのガリを仕入れて塩抜きをし、やはり湯通しして酢に漬け味付けします。
最近では丸ごとの生姜をガリにして、その場でスライスして提供したり、個性的なガリを出す寿司屋さんも増えてきましたが自家製のガリを仕込んでいるところは希少だと思いますよ。
実はボク、あまりガリは好んで食べないのですが、最近その必要性を感じましてね(笑)
先日のピルエットのちらし寿司の時です。甘酢に漬けたパプリカを使っていたのですが、どうも味が締まらない。で、ガリを食べると一気にに雰囲気が変わる。やはり先人達が考えた出会いのものですからその存在感は抜群なわけです。
でも、よく思い出すと他の寿司屋さんではガリは食べますね。合間合間に味覚をリセットするためかな。
ただ、つまみにはしませんねぇ。
つまみなら漬物のが好きです(笑)
そういえば、自家製のぬか漬けもできました。


やっぱり美味しいですよ~。
今夜はワインと一緒にいただこうかな。
ご来店お待ちしております。