最近、競馬の話題が一般のニュースでも取り上げられることが多くなってきましたね。そうです、中央競馬で16年ぶりにデビューした女性ジョッキー、藤田菜七子騎手の話題です。

どの世界でも女性の活躍が目覚ましい昨今、競馬の世界でも久しぶりに誕生した女性ジョッキーなのでマスコミの対応も過剰になっている気がします。
中央ではまだ勝ち鞍はありませんが、先日浦和競馬で待望の勝利をあげました。騎手仲間からも騎乗が上手いとの声も聞かれて、将来も嘱望されているみたいですね。
4月からはホリプロに所属。この事に関してもネット上でかなりの批判がありました。
でも、ちょっと考えて欲しいのです。
芸能プロダクションの所属は利に走っているとか、生意気だとか、もう応援をしないとか。決めたのは彼女ではなく周りの大人でしょう。まだ10代の彼女にそんな決断ができるわけじゃない。マネージメントを任せられる専門の機関と業務提携しただけのことだと思うんですがね。
いつもこうやって周りの大人が新しい芽を摘んでいく。マスコミや世間、心な大人たちが、子供達を潰していく。
最近の子供達はって批判する大人が多いけど、子は大人を写す鏡だと思うんです。
大人の社会が歪んでいるから子供も歪む。
それを大人たちは自らを省みず子供を批判する。
おかしいと思うんですよね。
大人はもっと温かい目で子供達や新人を見守ってやってほしいと思います。
菜七子騎手始め、今年の新人ジョッキー、そして始まったプロ野球のルーキー達、息の長い選手になれるように応援しています。
明日から4月、新しい風が吹きますように。