今年も無事におせち料理、終了しました。
毎年、毎年、悩み苦しみ、お客様に喜んでいただけるかどうか、不安で不安で。
正月過ぎた頃、美味しかったよ!って言葉に全て救われます。
先ずは壱の重
車海老艶煮、鰆幽庵焼、ずわいがにのかまぼこ、玉子焼き、鰻の昆布巻、数の子土佐含ませ、鰤大根奉書巻、床節煮、蛸の桜煮
弍の重
柚子釜にいくら醤油漬け、牡蠣のスモーク、名古屋コーチンつみれチリソース、松前寿司、黒豆蜜煮、飛騨牛八幡巻、ごまめ2種(りんかけ、醤油がらめ)、大和芋と栗の金団、スモークサーモンのパテ 村上さんのバケットと共に)
こんな感じです。今年は献立も悩みましたし、また11月、12月と忙しく仕込みにかなり苦労しました。
大将も頑張ってくれましたが、実はアクシデントが!
違いがわかりますか?
そうです、松前寿司の代わりに穴子の切り寿司が入っています。
おせちの受注も史上最高。マイナス60度のストッカーには大間の鮪が17キロ。とてもじゃないですがもうパンパンで。おせちの材料もストックしなきゃいけません。苦肉の策で食材を業者さんに預かってもらうことにしたんです。
大晦日、先ずは第一弾のおせちを作り終えあくる日の段取りをしていたら、大将が
「あかんがや、鯖が無い」
と言い出すではありませんか。
確かに在庫があったはずと言います。
でも、無いんですね。そうです。鯖まで疎開させてしまったんです(笑)
困りましたよ。献立も書いちゃったし。市場も終わってるし。
それで在庫がたくさんあった穴子で切り寿司にしたんです。
まぁ、どちらも楽山名物ですから良かったんですけどね。
献立も書き直しました(笑)
他にもバタバタしましたがなんとかホッとしています。
来年はもっとスムーズにいくよう、今日から段取りスタート(笑)
献立も含めもう取り掛かってますよ。
早すぎるか(笑)
では、来年のおせちもよろしくお願いいたします。