今回は楽山のお手洗いの改装もあったので夜の営業が無かった分、前回よりかなり余裕がありました。
今回は七夕も近かったので「七夕ちらし」をメニューの中心に。

カラーピーマンなどを星の形に切り抜いたり、カラフルな雰囲気です。
ここ、ピルエットのオーナー水谷さんは女性オーナー。女性目線でのリフォームや改築改装などを行っているインテリアコーディネーターで建築士。もう、可愛いものには目がない方です(笑)
ピルエットにはピルエットのコンセプトがあり、それはオーナーの意見。シェフのボクはオーナーの意向に沿うように料理を仕立てます。
これって、昔の料理屋さんなんですよね。
オーナーは女将さん。シェフは板長。
互いの意思の疎通ができれば本当に素晴らしいお店になると思います。
でも、お互いに認め合うことが無ければお店の魅力も半減。
女将さんは板長を認め、板長は女将さんの顔に泥を塗らないように命をかける。
古き良き日本の伝統じゃないかと思います。
4日間の日程が終了後、オーナーは私のわがままを聞いてくれてありがとうと労ってくれました。
いやいや、貴女はオーナーです。ボクはオーナーの意向に沿う料理を作っただけ。
これもプロの仕事だと思います。
こういうことで自分にも見えて無かったものが見えてきたりするんです。
ピルエットの出張ランチは次回は8月5日から4日間。また、水谷オーナーと相談していつもと違う雰囲気の楽山の料理を出せればと思います。