「器(うつわ)」
と言います。
漆器類も大きく器と呼ぶことが多いですね。あまり皿とは言いません。

楽山名物「うの花」です。おからです。
盛り付けはこんな感じで四方に空間を作ると品良く見えます。

別の器に盛ってみます。
どうです?雰囲気が違うでしょう。
ちなみに全く同じうの花を盛り付けしています。なんとなく量も違うように感じませんか?
どんな料理をどんな器の大きさに、どれくらいの量を盛り付けるか。センスが出ますね。
あ、人間にも器の大きさって関係してくるかな(笑)
あとは遊び心も大事です。もちろんセオリーはありますが遊びも大事だと思います。
車についてるブレーキ。遊びが必要でしょ?(笑)
いきなり踏み込んでかかるブレーキは危険。
何事にも遊び心が余裕を持たせます。
補足ですが、うの花の天に盛ってある木の芽。これを「天盛り」と言います。
意味があるんですよ。
「まだ、誰も手をつけていない」
というおもてなしの意味もあるんですよ。
あくまでも盛り付けです。器に置くのではありません。盛り付けるという気持ちが入らねばなりません。
どこか、お食事に行かれたら、そんなところもチェックすると楽しいかもしれませんね。