今回のテーマは「出汁のとり方とポン酢」
出汁って和食の基本なんですけど、近年の一般家庭ではなかなか取ってないのが実状のようで実際、参加してくださった生徒さんの中でも1人の方だけが出汁をちゃんととっているとのこと。
寂しいかぎりですな。
こりゃ、このテーマは非常によかったと思います。

日本料理のだしって本当に簡単にとれるんです。洋食のコンソメやフォンドボー、中華の白湯(シャンタン)なんて本当に手間がかかります。でも、和食の出しは水と昆布と鰹節だけ。難しく考えることはないんです。でも主婦の皆さんには難しく感じるんでしょうね。こんなところにも日本料理店やすし店、割烹店に対する敷居の高さに繋がってるのかも知れません。
それとボクが毎日当たり前のようにとってるだしの話を伝えるのが案外難しかったこと。ふだん何気なくしていることをちゃんと言葉にするのって難しい。鋭い質問や突っ込みにちょっと戸惑ったり。先生失格ですな(笑)ボクも改めていい勉強になりました。


もうひとつのテーマ「ポン酢」のお話。基本的なポン酢のお話と楽山のポン酢のレシピを応用したご家庭でも簡単に出来る「レモン風味のポン酢」を披露。楽山では生橙の絞り汁を使っていますがご家庭ではなかなか手に入らない食材。レモン汁を使ったさわやかで美味しいポン酢。これさえあれば応用は何でも出来ます。今流行りのポン酢ジュレも作っちゃいました。ここでも昆布と鰹は大活躍。和食には切っても切れない食材なんですね。

後は「お浸しのレシピ」とそのコツをお話させていただきまして、ランチは「冷やしころうどん」。サービスでテーマ外の天ぷらも揚げちゃいました。

全て、だしを使った料理です。そんなにむつかいいことじゃないのが伝われば幸い。今回は親父ギャグも少なめ(のつもり)でやらせたいただきました!


見よ!この真剣な眼差し!(笑)
ご参加の皆さんのキッチンに素敵な鰹だしの香りがいっぱいになることを祈って!
第3回があるかどうかわかりませんが要望があればまたお知らせいたします!
写真はアロマセラピストの南部先輩にご提供いただきました。感謝!
PA★DU-DUEの水谷聡子代表、ありがとうございました!
一宮 寿司 すし券 でら吟 宴会 接待 法事 慶事 誕生日 記念日 結納 ワイン ランチ 出前 弁当