箕島高校野球部の元監督、尾藤さんが亡くなられた。享年68歳。早すぎる死だ。
甲子園のベンチから笑顔で選手を見守りその笑顔は「尾藤スマイル」と呼ばれた。
思い出されるのは79年夏の大会、対星稜戦、伝説の延長18回である。当時ボクは小学2年生。タイガース戦以外でカクテル光線に照らされる甲子園を初めて見た。追いつ追われつの展開。ファーストファールフライで試合終了と思いきや落球。そのあと打ち直しでホームランが出るなど、甲子園には魔物が住んでいるといわれ出したのはこの頃だったんではないだろうか。死闘を制したのは箕島高校。星稜のエース、堅田投手の疲れた顔は今でも忘れられない。堅田さんは今、高校野球の審判となり時々甲子園でお見かけするがいつも懐かしく思い出される。
尾藤監督。スパルタからスマイルへ。その卓越した指導力は今も語り草だ。非常に惜しまれる。
ボクは常々思うのだが、各スポーツの指導者にお願いがある。けしてそのスポーツを嫌いになる指導方法はして欲しくない。料理の世界も同じだ。料理人ってすばらしい職業なんだと若い子たちに伝えられる親方であってもらいたい。
ボクはいつもそう思っている。
尾藤さん、安らかに。天国でも笑顔で采配してください。
合掌。
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