今日は一軒のお店を紹介です。 一宮駅の西口にある「吉田家」というお店。オーナーは幼馴染のY君です。
料理長はボクが岐阜で勤めてた店の後輩、K川君。一番仲のいい弟分ですわ。一緒に住み込みで働いていたし、もう20年の付き合い。出会った頃のK川君は魚もまともに下ろせなかったのに今では一軒を任せられる料理長。月日が流れるのはすごいもんです。
オーナーのY君から板前を探していると相談を受け紹介したのがK川君。5、6年ぐらい前の話です。はっきり言って以前の「吉田家」料理はひどいもんでした。面接に行ったとき2人でびっくりしましたわ。なんせ、出汁はインスタントだし、穴子の湯引きを出してくれたんですが食べれた代物じゃありませんでした。だって、冷凍の輸入物穴子だもん、湯引きしたら、あかんっしょ?
面接して採用が決定。ここまでよくがんばったK川君。吉田家の料理は激変しました。そりゃそうです。K川君の略歴は名だたる店ばかりです。ちゃんと出汁も昆布と鰹でとってるし、料理も一手間かけてます。時々、吉田家のお客さんも来ていただきますがK川君の功労はみな絶賛です。ちゃんとやればわかってくれる人はいるんです。
これからの寒い時期は おでんがおすすめ。左下の巾着もK川君、渾身の手作り。
一宮らしくボリューム満点。
ボクがたまに行くとメニューに無いものでも快く作ってくれるK川君。(いやいや作ってるかも知れませんが…)悪いねぇ。一緒に仕事してた頃、K川君がまかない係をしてたこともあったので彼の料理を食べると懐かしい感じがするんですよねぇ。
しかし、どこの店の親方衆にも「間に合わん」と怒られていたK川君。大出世ですわ。人間には適した環境が必要なんでしょうねぇ。今でも楽山が忙しいと手伝ってくれるありがたい後輩です。
一宮駅西口を出て、ローソン側を歩けばすぐ見つかります。入り口が低いし暗いので頭と足元にご注意を!「楽山のブログ見た!」でK川君のスペシャル料理が楽しめると思います!