先日、名古屋に行ったついでにお寿司を食べてきました。
場所はミッドランドスクウェアの「鮨処 吉凰」さん。いろんな人に賛否両論聞かされていたので自分で確かめてみたくお邪魔してきました。
どーも、知り合いじゃない店は写真を撮る勇気がないので文章だけでお願いします。いろんなブロガーの方、どうやって写真撮ってるのですかね?誰か教えてください。
ひとりでカウンターに通していただきました。先ずは、41階からの絶景が飛び込んできます。「あ、絶景かな、絶景かな」
「何か、飲まれますか?」と聞かれたのでエビスの瓶ビールをオーダー。
ランチメニューは3種類。5250円、8400円、10500円。8400円をチョイス!
お通しに、揚げた(焼いた?)茄子、いちじく、ミニトマト、胡麻クリームに旨だしのゼリー掛け。蓮(芋?)の葉っぱに盛り付けてあり懐石料理のスタートみたいな感じ。ボクは好きなんだなぁ、こういうの。
ガリを出していただきました。ここのガリは丸の生姜の塩漬けを塩抜きしてそのまま甘酢に漬け込み、その場で包丁で厚めにスライスして出すスタイル。初めての経験。新生姜ではないので香りは少ないですが美味しいガリでした。
握りは「いちみだい」から。本当は「目一鯛」という白身で高級魚。気のせいか養殖臭がしたような…。
次に「剣先イカ」塩と柚子で。
「こはだ」小ぶりの1匹づけ。いい塩梅の〆具合。
ここの醤油は薄味で鰹だしとあわせているらしい。土佐醤油ですな。
そして「甘エビ」。丁寧に尻尾を取ってありました。いまさらながら食べやすい。楽山もこうしよっと。
「中トロ」ニュージーランド産、ミナミマグロ。最近、入荷が多いみたいで先日、愛名の木村さんから連絡ありました。ボクも大将も本マグロのほうが好きなので仕入れませんでしたが…。
「坂手うに」。醤油をぬって出していただきましたがボクは塩のほうが好きだな。
途中に出していただいた椀盛。タコのしんじょう湯葉包み。南瓜や冬瓜をあしらい夏らしいお椀。これも料理屋さん風の一品でした。
「師崎産真アジ」一本釣り。アジというのは水揚げされて人間が触ると火傷して味が落ちるそうです。よって一本釣りが上物だそうです。勉強になったなぁ。
「日間賀島のタコ」レアにボイルしてあり甘ダレと柚子で。
「れんこ鯛の酢〆」れんこ鯛とは一番ポピュラーなのはお祝い事なんかに使う小ぶりの鯛です。鮨ネタとしては初めて食べました。ネタの上には白板昆布が乗っていました。
「伊勢若松産 穴子」ボクの大好き穴子。伊勢若松にしてはちょっと固めかな?
さっきの中トロの「とろ鉄火」と「自家製出し巻き玉子」
赤だしを出していただきここまでがコースメニュー。
ボクは最後に別注で「しそ巻き」を追加。
すし屋さんでは必ず巻物で〆ます。気分で変わりますが「ごぼう巻き」「新香巻き」など。いい赤貝があったら「ひもきゅう」。手巻きで巻いてもらいます。
デザートはほうずきの中に桃のココナッツ寄せとマンゴーかパパイヤのゼリーにすいかが品よく四角に切ってありました。
これも懐石風?
板さんはボクを素人のおにーちゃんだと思ったらしくいろいろ一生懸命お話してくださいました。そりゃそうでしょ?デニムの短パンにタンクトップ、パーカーを羽織ってのいでたち。おおよそ板前とはかけ離れた格好だもん。ボクは昔からこういうカジュアルなスタイルであちこち出かけます。(もちろんTPOは考えますよ)料理人って悟られないように。そのほうが楽しいです。まぁ、最近は歳をとったせいか見破られることも多いですが…。
しめて9450円!
ちなみに楽山だったら7000円ぐらいでしょうか?
勉強になりました!満足、満足!
どなたか、おすすめの美味しいお店教えてください!(和洋中問わず)