入梅して一週間、ほんまにいやな時季でござりまする
寒いのはナンボ寒くても、苦にはならないのだが蒸し暑いのはかなわん。裸になっても暑いもんは暑いし、ネタが傷むのも早いし、冷房かけりゃ、電気代はかさむし…。ろくなことがないのである。
しかし、日本には四季がありこの梅雨だって四季の一部であり農作物にも多大なる恩恵をもたらすのだ。それでボクの商売も成り立っているのだから致し方ないところなのが口惜しい
しかし、そんな梅雨に断然美味くなる魚があります イサキ
「梅雨イサキ」といわれるぐらいでこの時季、美味さのピークを迎えます大型のものは刺身でもいいですし、おすすめは塩焼き
豪快にあら塩を降り遠火でじっくり焼けば冷えたビールにご飯のお供に最高です
オリーブオイルでソテーしてイタリアンチックに召し上がってもいいでしょう
鬱陶しい季節ですが美味いもんもあるんですはもなんかも梅雨の雨水を飲んで美味しくなり京都の祇園祭のころに最も美味しくなるといわれています
まぁ、こんな時季ですが、美味いもんを食して英気を養いたいものです