3月も12日。なんて早んでしょう。
ホームページの今月のおすすめも更新できてないし、相変わらず、追われっぱなしの若大将です。
ワインスクールに通うようになり、先日
さくら酒店さんの社長と食事に行ったりして、最近はお酒と料理の相性をよく考えるようになりました。
日本酒はまだなんとかなりますが和食とワインを合わせるのは結構考えなければいけません。
魚だから白ワイン、肉だから赤ワイン、なんて単純なものではないのです。
先日のお客様のおまかせ料理にキンキの煮付けを用意していました。
キンキの煮付けにはボクは赤ワインが合うと思います。脂ののった甘辛い味付けには、メルローとか、ピノ、サンジョベーゼ、ネッビオーロ、みたいなとこかな。
ソーヴィニヨンブランを飲まれ、シャブリにいき、赤に変わったところで、キンキの煮付けという図式でしたが、また白ワインをご注文(笑)
白に煮付けは正直あいません。
困ったなぁと思ってたら、沖縄に海水で煮る煮付けがあるのを思い出しました。確かマース煮って言ったと思います。
見よう見まねで作ってみました。

大将に聞きましたが、北海道にもキンキの塩煮って料理があるそうです。
酒、出汁、昆布、生姜、ニンニク、ネギなどを入れて味付けは輪島の塩。
コトコト煮て完成。
これが、想像以上に美味しくてワインにもぴったりでした。
キンキの脂をシャルドネが洗い流してくれる感じ。ワインは白でも樽香のするようなちょっと華やかなタイプがいいかなぁ。
おかげ様で口の肥えたお客様にも喜んでいただけて、無事に成功。
これからも料理とお酒とのマリアージュを考えて提供できればと思います。